先代から受け継がれる蟹へのこだわりと美食づくしのおもてなし。
「極上」を体験する口福な時間。
毎朝、出汁をひくところから
料理の仕込みは、毎朝、ダシをひくところから始まります。カツオ節とサバ節と柴山の上質な水を使って丁寧に。
一番ダシのみを贅沢に使用しています。
先代から受け継がれる黄金色のダシは、かにすきのおいしさを支える欠かせない存在です。
素材の鮮に手を添える、それだけ
毎年11月6日から3月20日までがシーズンとされる「柴山がに」とは、柴山港で水揚げされる松葉がにのこと。
柴山では船で運ぶ際の品質管理に長けているほか、110ものランクに選別される日本一厳しい基準が設けられているなど、おいしく食べてほしいという、柴山の人々のプライドと誇りが詰まっています。
だからこそ、素材には手を加えすぎないように。そして、一番おいしいと思うやり方で、ご提供するよう心がけています。
4〜5月と9〜10月は「香住がに(紅ずわいがに)」尽くし。
海を休ませるため底引網漁が行われない6〜8月は活イカやアワビ、近海で獲れる魚を使ったバラエティ豊かな献立をご用意しております。
ご夕食(春・夏・秋)
関西では唯一、香住漁港でのみ水揚げされる紅ズワイガニ「香住ガニ」が春と秋の名物です。
ジューシーで強い甘みを持つ逸品を抜群の鮮度で味わえるのは、漁場と漁港が近く、小型船での日帰り漁ができる香住ならでは。
“白身のトロ”と名高いノドグロは、地元で「キス場のノド」と愛される春の逸品。
夏には、「香住クリスタル」と呼ばれる活イカや天然の岩ガキ、アワビ、サザエなどを存分に。
また、但馬牛発祥の地・香美町が誇る但馬牛づくしの通年プランもご用意しております。
いずれも調理したてを冷たいものは冷たいうちに、温かいものは温かいうちに。
ただし、「茹でがに」だけは加工屋さんが専用釜で茹で上げたものを再加熱などはせずにお出ししています。
1日3組だけのお客さま分の蟹を夕庵の厨房で茹でたものと、100杯近い蟹を一度に茹で上げる加工屋さんとでは、
茹で汁に滲み出たエキスの濃度も、再び蟹身へと染み渡る旨味の戻りも、まるで違うからです。
数ある加工屋さんの中から夕庵亭主が惚れ込んだ、絶妙なあんばいをお楽しみください。
ご夕食(冬)
おひとり様につき、かに2.5杯のフルコースです。
「活がに刺身姿造り」をはじめ、鮮度が自慢のメニューには活けの蟹を。館内のいけすで活きの良さをぜひご確認ください。
その場で調理し、冷たいものは冷たいうちに、温かいものは温かいうちに。
ただし、「茹でがに」だけは加工屋さんが専用釜で茹で上げたものを再加熱などはせずにお出ししています。
1日3組だけのお客さま分の蟹を夕庵の厨房で茹でたものと、100杯近い蟹を一度に茹で上げる加工屋さんとでは、
茹で汁に滲み出たエキスの濃度も、再び蟹身へと染み渡る旨味の戻りもまるで違うからです。
数ある加工屋さんの中から夕庵亭主が惚れ込んだ、絶妙なあんばいをお楽しみください。
ご朝食
地元の加工屋さんから仕入れる干物や生ちくわを厨房でふっくらと焼き上げています。
煮物やサラダに使う野菜、ガス釜炊きの但馬米コシヒカリは契約農家から。
但馬地鶏の卵など、地元食材を中心とした健康的でカラダにやさしい和食をご用意しています。